ある時、投資家の方からご相談が入りました。
「入居率が下がり、建て替えたいと思います。」
築8年で某有名ハウスメーカーのプレハブアパート2階建8戸、海浜急行線「追浜」5分、関東学院大学3分、横浜南病院2分の好立地。
えっ、どうして建て替えるの?
現地をまずは確認しなくては…。

現地調査時の状況

現地調査時の状況
唖然!!
決してハウスメーカーはダメというわけではありませんが、コストダウンを徹底的に図るには、金太郎飴を生産することが一番儲かるのです。企画以外のものを要望すると「目の飛び出る追加見積り」が出てきます。元々土地に建物を合わせて間取りを設計しているのではなく、先に建物のタイプ別プランがあり、それを土地に合わせているのです。この要望には、割に合わない金額が提示されるのです。
実は、住宅も一緒なのです。
要するにアパートのパッケージ商品です。
一昔前(20年位前)は、"アパートなんて早くて安ければよい"の時代でした。でも、今は入居者様一人ひとりに個性もあり、住むだけの場所から生活を楽しむ空間へ変わりました。
ですから、「楽しめない」「おしゃれじゃない」「かっこ悪い」は、家賃を下げるしか方法がなくなってしまうのです。
「気に入って買った今年最新の服も、何年かごにはタンスの肥やし」というのがどうしても人の心理というものです。
大手メーカーの金太郎飴だといつも見慣れていますから、すぐ飽きてしまうのです。
やはり入居者に気に入ってもらえなければなりません。
「こんなステキなマンションに住みたい」と思わせなければなりません。
ですからデザイナーズをおすすめしています。デザインはお金がかかるからとためらう方もいらっしゃいますが、デザインは趣向ではありません。自宅は違いますが、マンションはビジネスです。費用をかけただけ、効果や結果に反映されなければ無駄になります。
PR:将来価値の追求
藤和エンジニアリングでは、住宅の建築やデザインもしていますが、間取りの打ち合わせをすると、奥様は「対面キッチンがほしい」、ご主人は「浴室の天井から星を見たい」などとよくおっしゃいます。みなさん、夢や希望が必ずあります。その時に「予算がないから駄目です」と私たちは言いません。「いろいろ予算をやりくりして、なんとか夢を実現させましょう!」と頑張ります。
実は入居者も望んでいます。賃貸にも、自宅ではないけれど同じ夢を持っています。楽しくなるような、住みたくなるような演出が出来るかどうかによって入居率は変わります。広さや、家賃だけで選んではいないのも現実です。ですから、地域性や対象入居者層、現地のロケーションを考慮し、専属の建築デザイナーが科学的にデザイン致します。これにより1棟として同じものは作りません。
5年後、10年後でも周りの新築物件と競合しないように、かなり先のモードを考えてデザインします。
「今が良ければよい」では将来負けてしまうからです。
そして完成させたマンションがこれです。

夜、どのように見せるかデザインしています。疲れて帰ってくる自宅ですから。

窓の水切りを応用してシャープさを出しました。
お金はたいしてかかりません。工夫です。
また、キッチンとユニットバスは「新築大家さん」オリジナルです。入居者に気に入ってもらうため、メーカー品にもないので作ってしまいました。

ティーカウンターとしても使えるカウンタートップ

スタイリッシュなオープン型キッチン

見せる収納を楽しめる収納棚

キッチンカラーは3色から選べます。


全面ガラスで開放感に満ち溢れるユニットバス

シンプルでデザイン性の高い洗面ボウル
分かっていただけましたでしょうか。
「陳腐は敵、平凡は悪」





